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高校の新卒採用は?

求人数10分の1の衝撃

2011年1月時点の文部科学省が発表した高校生の就職内定率は83.5%でした。ここでいう内定率は高校生の就職希望者で、企業への就職が内定している比率です。少し時代をさかのぼってみます。

1991年152万3574人。これは当時の企業の高校生への求人数です。1991年はバブル経済の絶頂期であり、当時の企業の求人意欲は格段に高かったのです。2001年15万1667人。これは2001年の高校生に対する求人数です。わずか10年で高校生の需要は10分の1にも縮小してしまいました。高校生の就職率も同様に低下しているわけですが、需要の減退はその比ではありません。

2001年に15万人にまで下がった求人数は、2011年現在の求人数もほぼ同数の15万人です。就職率は下がりましたが、高校生の就職希望者も減少していますので相対的に就職内定率は上がっているのです。それでも現在の高卒の就職状況は厳しさを増しています。バブル経済が崩壊してもある時期までは、成績優秀な高校生は、高校側がきちんと事前選考をして送り出しさえすれば、確実に企業が受け入れてくれていました。

しかし、ここ数年では必ずしも成績が優秀な生徒でも安泰というわけにはいかなくなったのです。これは企業側と高校側の需給システムの食い違いが鮮明になった出来事であるといえます。かつて中学卒業者が「金の卵」といわれた時代から、それが高校生に変遷していきました。企業にとって一人一人が貴重な人材であり、人数が増えれば増えるほど業績は向上するという確信がありました。

この考え方はバブル景気の時代にもピッタリと符合します。あのころも、「人材を確保すればするほど、企業は成長できる」という幻想があったのです。そしてそのときに、かつて中学生から高校生に主役が代わったように、高校生から大学生にシフトしただけということで、バブル期を境に高校生の受難が始まりました。

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